ストーリーSTORY
オウマガトキ、それは昼と夜が移り変わり、
現世と常世が交わる瞬間
17歳の外村和花は冬休みに母親の実家を訪れていた。
そこでは狐が神として祀られ、神への感謝としてお祭りが行われていた。
この島では人と狐が暮らしており、
狐を『神』として崇める一方で、『邪』として狩る者たちもいる。
祭りを楽しんだ和花は帰り道、奇妙な世界に迷い込み、そこで1人の狐と出会う
「災いをもたらす者、お前は要らない、消えろ」
狐が和花を消そうとした瞬間、大切にしていたお守りの鈴が鳴る…
「どこに行ったって、必ず迎えに行くから」
和花を救ったのは、狐の面を付けた1人の青年だった。
彼を通して明かされる主人公の秘密と、
人間と狐の間で繰り広げられる恋愛や闘争を描いたサスペンスロマンス。